旭川アルプス国際行政書士事務所
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保険屋に任せる?カネさえ払えばいい?などと思っている加害者がとても多く見受けられます。
でもそんな加害者の言動ひとつひとつが、どれほど被害者の感情を傷つけているかを考えてみるべきではないでしょうか。もし、自分が被害者の立場だったなら・・・。
明日には、私もあなたも「被害者」になるかもしれません。
よく、「アメリカでは、謝ったら自分が悪いことになるから、絶対に謝ってはだめだ」などという、おかしな論理を平気で口に出す人がいます。
でも、もしあなたが、日本で、外国人の運転する自動車にはねられたとき、「私の祖国では保険の制度などない。逃げるが勝ちだ。」などといって無視されたらどう感じるでしょうか?
私やあなたが日本で事故を起こしてしまったのなら、少なくとも、日本人の慣習に従うべきではないでしょうか。
謝ったら、自分が不利になる?と心配する人がいます。
「すみません」「ごめんなさい」の言葉だけで、あなたの過失が認定されてしまうことがあるでしょうか。
もし、そんなことがあったなら、警察も、裁判所も必要ありません。誰もが、謝罪の言葉を言わせるために相手を脅迫してまで強制することでしょう。
仮に、あなたが本当は被害者にもかかわらず、それを知らずに、相手に謝ったとしても、それだけであなたが加害者となってしまうわけではありません。
客観的に、自分が悪いことをしたと思ったのなら、謝罪の気持ちを相手に伝えるべきです。
「アメリカでは・・・」?。私は、南米やアフリカなど法的な体制が整っていない多くの国を訪問した経験があります。
でも、どこの国であっても、他人に迷惑をかけてしまったのなら、自然と「ごめんなさい」の言葉が出てくるはずです。
アメリカだから、日本だからではありません。
人間であれば、当然のことだからです。
あなたは最近いつ、被害者に「申し訳ありませんでした。」と謝罪の言葉や気遣いの言葉をかけましたか?