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簡単にわかる年金の手引き

国民年金の被保険者期間とは

 被保険者期間は、保険料の納付や免除の基礎となる期間、各種給付の受給資格要件や年金額の計算の基礎となるため、非常に重要なものです。この被保険者期間を把握していないと、年金を納めていても将来支給されない可能性もありますので、正確に計算できるようにしておきたいものです。

 この被保険者期間は、次のように計算されます。

 ①被保険者期間は、月を単位として計算します。②資格取得日の属する月から、資格喪失日の属する月の前月までが、被保険者期間に算入されます。③同一月内に資格取得日と資格喪失日がある場合は、1か月として被保険者期間に算入します。さらに、その月内に資格取得日がある場合は、後者の部分を1か月として算入します。 ④上記の期間が断続している場合は、すべて合算します。合算したものを、被保険者期間とします。ただし、第1号、第2号、第3号被保険者としての被保険者期間の計算は、被保険者種別の変更があった月は、変更後の種別の被保険者であった月とみなします。また、種別変更が同一月内に2回以上あった場合は、最後(月末時点)の種別の被保険者であった月とみなします。